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アルファードのタイヤサイズは?純正サイズからインチアップについて紹介!

タイヤコラム
2025.04.21

アルファード-タイヤ-サイズ①

アルファードには複数の年式やグレードがあり、それぞれで標準装着されるタイヤサイズやホイールサイズが異なる場合があります。純正サイズはメーカーが安全面や乗り心地、燃費などを総合的に考慮して設定しているため、純正サイズを基準にアルファードのタイヤを検討するのがおすすめです。 

本記事ではアルファードのタイヤサイズから、インチアップ・タイヤ選びのポイントまで紹介します。 

 

アルファードのタイヤサイズ一覧

「アルファード」のタイヤサイズは、車のモデルやグレード、年式によって異なります。一般的な例を挙げると、次のようなサイズがよく採用されています。 

  • 225/60R17(標準グレードの17インチホイール装着車) 
  • 235/50R18(中間グレードなど18インチホイール装着車) 
  • 235/50R19(上位グレード、エグゼクティブラウンジなど19インチホイール装着車) 

タイヤ交換や購入を検討されている場合は、純正サイズをベースに考え、必要に応じてディーラーや専門店に相談したりECサイトでタイヤを探したりすることをオススメします。 

 

アルファードのタイヤはインチアップ可能か? 

アルファード-タイヤ-サイズ②アルファードはもともと17インチから19インチ程度のホイールを装着している車種ですが、結論から言うとインチアップ自体は可能です。ホイールのデザインや見た目を大きく変えたい方にとっては魅力的なカスタムと言えるでしょう。 

ただし、純正サイズよりも大きなサイズを選択すると、装着スペースのクリアランスがシビアになり、車高との兼ね合いやオフセットの調整が必要になるケースがあります。さらに、大きなホイールを装着するとタイヤの扁平率が下がって路面からの衝撃を伝えやすくなるため、乗り心地や静粛性に変化が出る点にも注意が必要です。 

 

マイカーのタイヤサイズ確認方法 

車のタイヤサイズを調べる際には、いくつかの方法があります。アルファードに限らず、どの車種でも基本となる手順は共通しているので、普段あまり意識していなかった方も一度確認してみると安心です。以下では、確認の際に活用できる方法を紹介します。 

 

空気圧表示ラベルを見る 

運転席ドアや助手席ドアの開閉部付近に貼られているステッカーのことで、メーカーが推奨する純正タイヤサイズや推奨空気圧などが記載されています。文字が小さい場合もあるので、スマホのカメラ機能などで拡大しつつ読み取ると確認しやすいです。 

 

タイヤのサイドウォールを確認する 

タイヤの側面には「225/60R17」「235/50R18」などの表記が入っています。先頭の数字がタイヤ幅、次の数字は扁平率、末尾のインチ数がホイール径を示すため、純正かどうかを見極めるにはまずここを確認してみるといいでしょう。もし純正サイズと異なる数値になっている場合は、過去にインチアップやインチダウンが行われている可能性があります。 

 

タイヤ交換の目安を確認する方法 

アルファード-タイヤ-サイズ③

車を支えるタイヤは消耗品でもあるため、いずれは交換しなければなりません。 

しかしアルファードのように重たいミニバンの場合は、とくに消耗が進みやすい傾向があるため、普段から定期的なチェックが欠かせません。ここでは交換時期を正しく見極めるための方法を紹介します。 

 

使用年数が4年以上経っている 

タイヤは走行距離に加え、時間の経過とともにゴムが劣化していきます。大まかな目安として4年を超えると、例え溝が十分に残っていたとしても性能が落ち始める可能性があります。 

経年劣化によるひび割れや硬化が進むと、制動力が落ちてブレーキが効きにくくなるなど、思わぬトラブルにつながるかもしれません。特にひび割れが出来ている場合はそこからバーストする恐れがあるため要注意です。見た目だけでは判断しにくい部分でもあるので、プロの目で点検を受けるのが安心です。 

 

スリップサインを確認する 

スリップサインは溝の中に隠れている小さな突起で、タイヤの表面がその突起と同じ高さになると交換時期を示す合図となります。 

この状態で公道を走行すると、法律上も問題があり、安全面でも大きなリスクを伴います。特に雨の日や高速走行時のグリップ力が極端に低下してしまうため、定期的に確認して早めに交換の準備をすることが重要です。 

 

タイヤの種類 

アルファードに限らず、車を運転する地域の気候や使い方によってタイヤを使い分けることは大切です。とくに日本は四季がはっきりしているため、夏と冬では路面環境が大きく変わります。それぞれのタイヤには特性があり、適した時期や状況で使用することで、安全性や快適性を大きく向上させることができます。 

 

ノーマルタイヤ 

ノーマルタイヤ(サマータイヤ)は乾燥路や雨天時の使用を想定して作られています。高速走行の直進安定性や燃費性能に優れることが多く、一般道から高速道路まで幅広いシーンで活躍します。アルファードのように乗車人数や積載量が多い車でも、夏場を中心に走る分には十分な性能を発揮するでしょう。 

 

オールシーズンタイヤ/トレール系タイヤ 

オールシーズンタイヤは、年間を通じてある程度の天候に対応できるよう設計されており、突然の雪や急激な温度変化にもある程度対応可能です。積雪がほとんどない地域や、雪道に入る機会がごくわずかという方には便利な選択肢と言えます。また、近年人気が高まっているトレール系タイヤは、ややオフロード寄りのパターンで見た目に特徴があり、多少の未舗装路も走りやすくなるといったメリットがあります。 

 

スタッドレスタイヤ 

スタッドレスタイヤは雪道やアイスバーンでの走行を想定して作られており、ゴムが柔らかく、路面にしっかり食いつくトレッドパターンが施されています。豪雪地域にお住まいの方や、冬季にスキーやスノーボードなどで雪道を頻繁に走行する方にとっては必須と言えるタイヤです。ただし雪がない路面を長く走り続けると摩耗が早まる傾向があるため、時期や地域を見極めて交換する必要があります。 

 

アルファードのタイヤに関するQ&A 

最後に、アルファードのタイヤにおけるQ&Aをいくつか紹介します。 

 

Q1. ロードインデックスや速度記号はどの程度重要? 

ロードインデックスが不足しているタイヤを装着すると、車体や積載時の重量に対応しきれず、走行中にバーストするリスクが高まる可能性があります。 

また、速度記号は法定速度内での走行を想定する場合でも、そのタイヤが想定する最大速度を超えると内部温度が上昇し、損傷リスクが高まる恐れがあります。ファミリー利用や長距離ドライブが多いアルファードでは、ロードインデックスや速度記号が純正と同等以上の性能を確保しているか必ずチェックしましょう。また、ロードインデックスが変わった場合、適正空気圧も変わる場合もあるため確認が必要です。交換時に取付店舗で必ず確認してもらいましょう。 

 

Q2.サイズ変更で車検NGになることはある? 

タイヤサイズを大幅に変更すると外径が変わりすぎて車検に通らないケースがあります。外径誤差の基準は比較的緩やかですが、指定サイズより極端に大きい、あるいは小さいサイズを装着するとスピードメーターの誤差やボディ干渉が起こることもあるため要注意です。特にインチアップ時には、ロードインデックスやオフセットが不一致になり、摩耗や走行異音の原因になる場合があるので、購入前にしっかり確認することが大切です。また、車体からタイヤが10mm以上はみ出している場合に、車検で不合格となります。ホイールやホイールナットが少しでもはみ出している場合は車検で不合格となりますので注意しましょう。 

 

まとめ 

アルファードのタイヤサイズは17インチ、18インチ、19インチといった複数のパターンが存在し、インチアップを検討する際は強度や車両との適合性を慎重に見極めることが大切です。 

タイヤ選びは愛車を長く快適に乗り続けるための要でもありますから、こまめな点検と正しい知識を活かして安全なカーライフを楽しんでください。