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エクストレイルのタイヤサイズは?サイズの確認方法やおすすめのブランドを紹介!

タイヤコラム
2025.04.21

エクストレイル-タイヤ-サイズ①

日産が手がけるエクストレイルは、SUVとしての力強さと使い勝手の良さを両立しているモデルです。アウトドアに出かける方やファミリー層から特に支持されている理由の一つとして、悪路や雪道を含むさまざまなシチュエーションに対応できる走破性が挙げられます。 

この記事では、エクストレイルの年式別タイヤサイズやサイズの確認方法を詳しく紹介し、走行性能と安全性をどのように両立するかを解説していきます。 

 

年式別!エクストレイルのタイヤサイズ早見表 

ここでは主な年式・型式ごとの純正タイヤサイズを早見表として紹介します。 

なお、グレードやオプション装着の有無などによってサイズが異なる場合もあるため、あくまで参考値としてご活用ください。 

エクストレイルの年代  主なタイヤのサイズ 
エクストレイルT30型(2000年~2007年)  215/70R15 

・215/65R16 

エクストレイル T31型(2007年~2013年)  215/65R16 

225/60R17 

225/55R18 

エクストレイル T32型(2013年~2022年)  225/65R17 

225/60R18 

エクストレイル T33型(2022年~)  235/60R18 

235/55R19 

 

エクストレイルのタイヤサイズの確認方法 

エクストレイル-タイヤ-サイズ②

タイヤ交換や新しいタイヤを購入するときには、現在装着されているタイヤのサイズを正しく知ることがとても重要です。 

ここでは、エクストレイルのタイヤサイズを簡単かつ正確に調べる方法を、具体的に3つ紹介します。初心者の方でも迷わず確認できるよう、それぞれ詳しく解説していきます。 

 

運転席側ドア付近の空気圧表示をチェック 

エクストレイルのタイヤサイズを最も簡単かつ正確に確認する方法の一つとして、運転席側ドアを開けた部分に貼られている空気圧表示ラベルをチェックする方法があります。 

これは、車両メーカーが推奨する空気圧やタイヤサイズを一覧にまとめたもので、扉を開けるとすぐ目に入る場合が多いです。

 

初めてタイヤを確認する方や、純正サイズが分からなくなってしまった方でも、このラベルを見れば現在のサイズや適正な空気圧を把握できます。たとえば「225/65R17」や「225/60R18」などの数字が記載されていれば、それがエクストレイルの標準仕様として設定されているサイズです。 

もしドア付近で見当たらない場合、車種によっては助手席側やボンネット内にシールが貼られている可能性もあるので、確認してみましょう。 

 

車検証とネット検索で調べる 

運転席側ドア付近のラベルが剥がれていたり、文字が読み取れなくなってしまったりする場合は、車検証を確認する方法があります。車検証には車両の型式や車両番号、そしてタイヤサイズに関係する車両総重量の記載などがあり、これらを手がかりにネット検索をすることで、純正サイズやオプションサイズを調べられます。 

 

さらに、車検証をもとに調べる大きなメリットとして、改造や交換などで元のタイヤサイズが変わっている車両でも、出荷時に近い情報を取得しやすい点が挙げられます。もし前オーナーが違うホイールを装着していた場合でも、ネット上で純正サイズやインチアップ時の推奨サイズを比較すれば、安全性と快適性のバランスを損ねずに交換プランを立てられるでしょう。知らないうちに純正より大きいサイズを履いていたケースも珍しくないため、まずは車検証とグレード名の確認を忘れないようにしてください。 

 

タイヤのサイドウォールを見る 

運転席ドアラベルと車検証の両方を確認したうえで、実際に装着されているタイヤのサイドウォール(タイヤ側面)をチェックすることも重要です。サイドウォールには「225/65R17」のように数字とアルファベットが組み合わさった表記が刻印され、最初の「225」はタイヤ幅(mm)、続く「65」は扁平率(%)、そして「R17」はホイールのリム径(インチ)を示しています。 

 

この「R」はラジアル構造を指し、市販されている乗用車用タイヤの大半がラジアル型であるため、多くのモデルに「R」の表記が含まれていると考えてよいでしょう。さらにブランドによっては製造年週を示す数字や速度記号などの追加表示があり、タイヤの性能や製造時期を知る手がかりにもなります。 

 

インチ別タイヤ相場とエクストレイルにおすすめのメーカー 

エクストレイル-タイヤ-サイズ③

タイヤを選ぶ際は、サイズだけでなく用途や予算にも気を配る必要があります。とりわけ、インチ数が変わればタイヤの価格帯や乗り味が大きく変化し、同じエクストレイルでも印象がガラリと変わることも少なくありません。 

ここでは、インチ別の相場価格はどの程度なのかを解説していきます。ご自身の走行環境や求める性能を見極めながら、最適なインチ選択の参考にしてみてください。 

 

インチ別タイヤの相場 

まず17インチサイズのタイヤは、一般的には1本あたり10,000円台~20,000円台の製品が中心です。インチ数が大きくなるほど価格帯はやや高くなりやすく、1本あたり1,000円~10,000円程度の差が生じる場合もあります。 

エクストレイルの純正タイヤとして、多くのグレードで採用されている17インチサイズは、価格と性能のバランスが比較的取りやすいのが大きな魅力です。たとえば、同じ製品シリーズでも18インチや19インチに比べるとタイヤそのものの単価がやや安く設定されていることが多く、交換時の費用を抑えつつ十分な走行性能を得たい方におすすめできます。 

 

おすすめのメーカーと特徴比較 

代表的なブランドとしては、ミシュラン、ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップなどが挙げられます。それぞれのブランドの特徴は下記の通りです。 

メーカー  特徴 
ミシュラン  路面との接地面を均等に保つ設計が多く、長距離走行での安定感がある 
ブリヂストン  耐久性や静音性に力を入れており、街乗りから高速までオールラウンドに使いやすい 
ヨコハマ  ウェット性能やコーナリング性能に優れたモデルが多く、雨の多い地域や山道に向いている 
ダンロップ  コストパフォーマンスと性能のバランスに優れ、適度な価格帯で一定水準のグリップ力がある 

 

エクストレイルに関するよくある質問(Q&A) 

エクストレイルのタイヤ選びについて、初めての方やまだ知識の浅い方は疑問や不安を抱えがちです。たとえば「雪道ではどんなタイヤが最適?」「年式ごとにサイズが違うのはなぜ?」など、気になる点は多岐にわたります。ここでは、よく寄せられる質問をピックアップし、簡潔かつ具体的に解説していきます。 

 

Q1. スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤはどれがおすすめ? 

雪が多い地域にお住まいの方や、ウインタースポーツへ頻繁に出かける方には、氷雪路面でのグリップ力を重視したスタッドレスタイヤがおすすめです。スタッドレスタイヤは気温が低い状態でもゴムが硬化しにくく、路面をしっかり捉えるため、急な積雪や凍結にも対応しやすいメリットがあります。 

一方、積雪頻度が低い地域や真冬でも雪が一時的に積もる程度なら、ある程度雪道に対応しつつ通年で履き替え不要のオールシーズンタイヤが便利です。夏タイヤほどの静粛性や燃費効率は期待できないかもしれませんが、タイヤ交換の手間を省きたい方や、急な降雪に備えたい方には有効な選択肢といえます。 

 

Q2. 年式ごとの純正サイズが違うのはなぜ? 

エクストレイルはモデルチェンジやマイナーチェンジのタイミングで、外観やパワートレインだけでなくホイールデザインやサイズにも変更が加えられることがあります。 

これは、車両のコンセプトや性能向上に合わせて最適なタイヤサイズを設定しているためで、グレードごとにホイール径が異なる場合もあるのはその影響です。 

 

Q3. タイヤ交換の目安はどのくらい? 

タイヤ交換の目安は、一般的に溝の深さが残り3〜4mm以下になったタイミングや、新品タイヤ交換から4〜5年程度が使用したころといわれています。 

タイヤの溝が浅くなると排水性能が低下し、ウェット路面でのブレーキ制動距離が伸びますし、経年劣化によってゴムが硬化しヒビ割れが進むと、スタッドレスタイヤの場合は氷雪路でのグリップ力が大幅に落ちることになります。 

 

まとめ:安全・快適なエクストレイル生活のために 

エクストレイルは年式・型式によって標準タイヤサイズが異なります。タイヤを交換する際は、まずご自身のエクストレイルの型式・グレードの純正サイズを正確に把握したうえで、確認しましょう。