• TOP
  • ブログ
  • 日産ノートのタイヤサイズは?交換時期から費用まで紹介!
BLOG

日産ノートのタイヤサイズは?交換時期から費用まで紹介!

タイヤコラム
2025.06.04

ノート-タイヤサイズ①

日産ノートは、多くのユーザーに選ばれ続けているコンパクトカーです。 

ノートの燃費の良さや広々とした室内空間などの魅力がたくさんある反面、タイヤ選びで悩む方も多いのではないでしょうか。愛車の走行性能をしっかり活かしつつ、価格面やメンテナンス性も重視したいという想いは、どなたにとっても大切ですよね。

 

本記事では、ノートにぴったりのタイヤサイズやブランドの見極め方から、ECサイトを利用したお得な購入方法までをわかりやすく解説していきます。 

 

年式・グレード別ノートのタイヤサイズ一覧 

ノート-タイヤサイズ②

日産ノートのタイヤサイズは、年式やグレードによって異なります。車種や年式ごとに正しいタイヤサイズを把握しておくことは、安全で快適な走行を実現するために重要です。 

ここでは、代表的な年式・グレード別にノートのタイヤサイズを一覧でご紹介します。ご自身のノートに合ったタイヤ選びや交換時の参考にしてください。 

年式・型式  グレード  タイヤサイズ  備考 
E11型(2005年~2012年)  15X / 15M(2WD)  175/65R14  標準サイズ 
  15G(2WD)  175/60R15  オプションサイズ 
  ライダーハイパフォーマンス  185/55R15   
E12型(2012年~2020年)  S / X(2WD)  185/70R14  標準サイズ 
  X(2WD)  185/65R15  オプションサイズ 
  X DIG-S / ライダー / アクシス  185/65R15  スポーツ系グレード 
  NISMO  195/55R16  スポーツモデル 
  NISMO S  205/45R17  高性能モデル 
  e-POWER S / X  185/65R15  ハイブリッドモデル 
E13型(2020年~現行)  F / S(2WD)  185/65R15  標準サイズ 
  X(2WD)  185/60R16  上位グレード 
  S FOUR / X FOUR(4WD)  185/65R15 / 185/60R16  駆動方式により異なる 
ノート オーラ(2021年~現行)  G / G FOUR  205/50R17  全グレード共通 
ノート オーラ NISMO(2021年~現行)  NISMO  205/50R17  スポーツモデル 

 

タイヤサイズの確認方法3選 

ノートの場合、タイヤサイズを確認する手段はいくつかありますが、どれも簡単に実践できるものばかりです。

以下の3つの方法を知っておくと、自宅でもスムーズに必要なサイズを把握できるでしょう。 

 

ドア付近の空気圧ラベルを確認 

運転席のドアを開けたあたりに貼ってある空気圧ラベルを見ると、車両に推奨されるタイヤサイズと適正空気圧が記載されています。

ここで確認できるサイズはメーカーが想定している純正または推奨の範囲内にあるものなので、初心者の方はまずこの数値を基準にするのがオススメです。 

 

車検証の情報から調べる 

車検証には、車両全体の形式や型式指定番号などが記載されているため、それを元にインターネットや専門カタログで照合して、純正サイズを調べる方法があります。

ディーラーやカー用品店で相談する際にも、車検証に書かれた型式情報を伝えることで、確実に適合するタイヤサイズを案内してもらいやすくなるでしょう。 

 

イヤ側面の表記を確認 

現在履いているタイヤのサイズが純正通りであれば、タイヤのサイドウォール部分に表記されている数字から確認できます。

「185/65R15」のような表記は、幅・偏平率・ホイール径を意味しており、その後にロードインデックスやスピード記号が続いているのが一般的です。

数字の意味を正しく理解すると、サイズ選びだけでなく空気圧管理にも役立ちます。 

 

タイヤ交換のベストタイミングとチェックポイント 

タイヤは年数や走行距離だけでなく、使用環境や運転習慣によっても劣化スピードが変わります。

安全を損なわないためにも、こまめなチェックポイントを把握して早めの交換計画を立てることが大切です。 

 

スリップサイン・残溝の目安 

タイヤを交換するタイミングを判断するうえで、スリップサインや残溝の状態は重要な指標です。溝が1.6mm以下になると、ウェット路面での排水性能が極端に落ちるうえ、法律上も使用が禁止されています。特に長距離ドライブや高速道路を走る機会が多い場合、グリップ力が低下したままのタイヤを使い続けるのは大きなリスクを伴うため注意が必要です。 

 

雨が多い地域や急な天候変化がある地域では、早めの交換を心がける方が安心して走行できます。実際に溝が残っていても、サイドウォールに亀裂や変色が見られる場合は劣化が進んでいる可能性がありますので、点検時に専門家へ相談するのがオススメです。安全を最優先に考えて、早め早めの交換スケジュールを意識することが、家族を守ることにもつながります。 

 

タイヤの製造年週・経年劣化の見極め方 

タイヤの側面には、製造年週を示す4桁のDOTコードが刻印されています。

これは「週番号(上2桁)と西暦下2桁(下2桁)」で表されており、例えば「2322」とあれば2022年の第23週に生産されたタイヤということになります。

 

製造から年数が経過すると、たとえ溝が残っていたとしてもゴムが硬化してグリップ力が落ちたり、亀裂が入りやすくなったりするため注意が必要です。

目安としては使用開始から3-5年経過している場合は交換を考えましょう。製造年から10年程経過している場合は新品同様であっても交換が必要です。 

 

特に夏場に高温になる地域や、冬場道路に塩化カルシウムをまく地域では、タイヤへのダメージが増大しやすい傾向があります。

走行距離に加えて製造年からの経過年数も確認し、異常な振動や変形を感じる場合は早めの点検を受けるのがオススメです。

適切な交換サイクルを意識することが、安心かつ快適なカーライフを長く続ける秘訣となります。 

 

ノートのタイヤ交換費用・相場 

ノート-タイヤサイズ③

ノートのタイヤ交換費用は、タイヤ本体の価格だけでなく、工賃やバランス調整料、廃タイヤの処分料なども含めて考える必要があります。

選ぶブランドやサイズによって値段が大きく変わるため、予算と必要性能のバランスをしっかり見極めることが大切です。 

 

タイヤ代と工賃の内訳 

タイヤ交換の費用には、タイヤ本体の価格だけでなく、交換工賃やバランス調整料、古いタイヤの処分料などが含まれます。

ブランド別に見てみると、ブリヂストンやヨコハマといった国内大手メーカーは1本あたりの単価がやや高めですが、静粛性や耐久性など総合的な性能バランスが評価されています。

一方で、ダンロップやトーヨーなどは比較的手が届きやすい価格帯の商品を多数ラインナップしているため、コストを重視する方にとっては選択しやすいでしょう。 

 

また、交換工賃やホイールバランスの調整には1本あたり数百円~数千円がかかることが多く、店舗によってはセット割引が適用される場合もあります。

タイヤを4本まとめて購入する際には、合わせて処分料や取り付け時の追加オプション料金などを確認しておくと、思わぬ出費を抑えられるでしょう。

実際に支払う総額は、タイヤ代と周辺費用を合わせたトータルコストで比較することが大切です。 

 

サイズアップ・サイズダウンでの費用差 

タイヤサイズを変えると、思いのほか費用面での差が出ることがあります。

たとえば16インチから15インチにインチダウンすると、タイヤ自体の単価が下がりやすく、交換時にかかる出費を抑えられるケースが多いです。

これに加えて、タイヤの接地面積や偏平率が変わることで燃費に好影響を与える場合もあり、長期的にはランニングコストの削減につながることも期待できます。 

 

ただし、インチダウンをするとホイールがない場合、ホイールの購入も必要です。そのための部品代や工賃がかさんでしまうケースもあるため油断はできません。

反対にインチアップを狙う場合は、見た目がスポーティになる一方でホイール代やタイヤ代が高くなりやすく、乗り心地が多少硬く感じる可能性もあります。

走行シーンや求める性能を踏まえ、どこに重点を置くかを明確にしてから選ぶと失敗を避けやすいでしょう。 

 

どこで交換する?交換場所別メリット・デメリット 

タイヤ交換を任せる場所としては、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、DIYなど実にさまざまな選択肢があります。

費用やサービスの内容、作業にかかる時間など、それぞれに特徴が異なるため、自分の優先順位に合った交換先を選ぶと満足度が高いでしょう。 

 

ディーラー 

ディーラーで交換すると、正規サービスならではの安心感が得られるのが大きなメリットです。

メーカー純正部品や推奨ブランドのタイヤを提案してもらえるので、愛車が本来持つ性能を維持しやすいですし、車検や定期点検のタイミングを合わせれば手間も少なく済みます。

整備士もメーカーの研修を受けているため、安心して作業を任せられるという声が多いです。 

 

一方で、価格面ではやや高めになりやすいというデメリットがあります。割引キャンペーンの機会が限られていることもあり、費用重視の方にはハードルが高いと感じられるかもしれません。自分の求めるタイヤの種類や予算をしっかり伝えたうえで、他の交換場所と比較して最終的に判断すると良いでしょう。 

 

カー用品店

カー用品店でのタイヤ交換は、何より在庫の豊富さと頻繁に行われる割引キャンペーンが魅力的です。

ブリヂストンやミシュランといった有名メーカーだけでなく、輸入ブランドや低価格帯のアジアンタイヤまで幅広く取り扱っているので、自分に合った商品を見つけやすいでしょう。

店舗によってはポイント制度や独自の会員割引があり、作業工賃もセット料金でお得に済ませられることがあります。 

 

ただし、店舗によって作業内容や待ち時間の長さに差が出やすい点も意識しておきたいです。

スタッフの経験値や接客スタイルが異なるケースもあり、サービス品質にバラつきが見られる場合があります。

口コミや事前問い合わせを通じて、自分の目的にあった店舗を見極めることが満足度を高めるコツと言えるでしょう。 

 

ガソリンスタンド・タイヤ専門店 

ガソリンスタンドは、給油や洗車のついでにタイヤ交換を依頼できる点が利便性として挙げられます。

急にタイヤの不調を感じたときでも、近場でサッと相談できるため、時間に余裕のない方には心強い存在です。

最近ではスタンドスタッフが資格を取得しているケースも多く、空気圧点検やタイヤの状態チェックなど、きめ細かいサービスに注力している店舗が増えています。 

 

一方、タイヤ専門店ではプロならではの知識や技術力が強みとなり、ホイール選びやカスタムにも対応してくれることがあります。

専門店特有のこだわりや、独自のネットワークを活かしたタイヤの仕入れルートを持っている場合もあり、品質と価格の両方に満足できる提案が受けられることもあるでしょう。

ただし、取扱ブランドが偏っている店舗もあるので、自分が希望する銘柄を扱っているかの確認は必要です。 

 

自分で交換(ホイールセットの脱着) 

自分でタイヤを交換すれば、工賃がかからない分だけ大幅なコスト削減が期待できます。

ジャッキやトルクレンチなど必要な工具を揃えれば、休日に自宅で作業できる手軽さも魅力の一つです。

最近はネット通販でタイヤを購入し、配送された商品を自分で取り付けるというパターンが増えており、ネットショップの価格競争も相まって比較的安価に済むケースが多く見られます。

 

ただし、トルク管理やホイールナットの締め付け順序など、安全面で注意すべきポイントは少なくありません。作業の不備が事故の原因となるリスクを伴うため、確かな知識と経験が必要です。初めてトライする方は、専門店で手順を確認したり、整備士のアドバイスを受けたりしてから実践すると安心でしょう。 

新品タイヤを購入し、現在使用しているホイールに付け替える場合、専用機械や知識が必要となります。

自分で交換も可能ですが、しっかり装着できていない場合、事故に繋がるそそれがあるため、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド等の店舗に任せるのをオススメします。 

 

インチダウン・インチアップのポイント 

ノートの足回りをカスタマイズするうえで、インチダウンとインチアップは真逆の方向性をもつ選択肢です。

乗り心地や燃費、デザインの印象が大きく変わってくるため、どこに重きを置くかを明確にしたうえで最適なサイズを選ぶことが大切です。 

 

インチダウンを行う場合 

インチダウンとは、もともと装着しているホイール径より小さいサイズのホイールとタイヤを選ぶ手法を指します。

これによってタイヤの厚みが増し、路面からの衝撃を吸収しやすくなるため、乗り心地の向上や静粛性の向上が期待できるでしょう。 

 

また、タイヤコストが比較的安くなることも多く、家計にやさしい選択肢として注目されています。

さらに、偏平率が高くなる分だけ横方向の荷重を緩和できるため、燃費が改善することもあるようです。 

 

ただし、インチダウンを行う際は、ブレーキシステムとの干渉やボディクリアランスの問題を事前にチェックする必要があります。極端に小さいサイズを選ぶと見た目の好みが分かれる場合もありますし、コーナリング時の安定性に影響が出ることもあるので注意が必要です。自分の走行環境や求める性能と照らし合わせながら、バランスを考慮して決めると失敗が少ないでしょう。 

 

インチアップを行う場合 

インチアップではホイール径を大きくし、見た目をスポーティに演出できます。

タイヤの偏平率が下がるため、操舵応答性やコーナリング時の安定感が高まるケースも多く、走りにこだわるユーザーからの支持は根強いです。

特にノート ニスモなどスポーツテイストのグレードに合わせると、外観上のインパクトが一段と際立ちます。 

 

しかし、インチアップするとタイヤが薄くなるぶん路面の凹凸を拾いやすくなり、乗り心地が硬くなる傾向があります。また、タイヤが薄くなる分ホイールと道路が近くなるため、凹凸や落下物等でホイールが傷つく可能性が高くなります。他にもホイールやタイヤそのものの価格も上がりがちですので、見た目や走行性能を重視する分だけ維持コストがかさむという認識が必要です。燃費面でも不利になる場合があるため、街乗り中心かスポーツ走行重視か、どこに重きを置くかで判断してみてください。 

 

ECサイトでお得に購入する手順と注意点 

ネット通販を活用すれば、店舗で購入するよりも安く手に入る可能性があるうえ、豊富な品揃えから好みに合ったタイヤを探しやすいです。

とはいえ、サイズやロードインデックスを間違えると交換時に手間取ることもありますし、アフターサポートの有無も見逃せません。

そこで、ECサイトを上手に使ってお得に購入しながら、失敗を防ぐためのポイントを順に解説します。 

 

ネット通販のメリット・デメリット 

近年はネット通販でタイヤを購入する方が増えており、店舗で買うよりも安く手に入るケースが珍しくありません。品揃えも豊富なので、「欲しいサイズやブランドが見つからない」という心配が少なく、自宅にいながら比較検討できるのは大きな魅力です。さらに、セールやクーポンを活用すると、実店舗よりも大幅にコストを抑えられる場合もあるでしょう。 

 

ただし、購入してから取り付けるまでを自分で手配しなければならない点や、トラブルが発生したときに現物を見せながら相談しにくいといったデメリットも存在します。交換を依頼できる店舗が少なかったり、工賃が高めに設定されていたりする場合もあるため、アフターサポートの充実度も含めて検討すると失敗が少ないと思います。 

 

購入〜取付までのフロー 

ネット通販でタイヤを購入してから、実際に装着するまでの流れを把握しておくとスムーズに準備できます。

まずは自分の車に適合するサイズとロードインデックスをしっかり調べてから商品を選びましょう。

誤ったサイズを選ぶと交換作業ができなかったり、安全性に影響が出たりするリスクがあるので要注意です。 

 

サイズ・ロードインデックスを確認 

カー用品店やディーラーに行くのが難しい方は、ドア付近の空気圧ラベルやタイヤ側面を確認し、純正のサイズ表記をチェックしてみてください。

さらに車検証の記載内容から適合サイズを逆算する方法もありますが、初めての方は専門家に聞いて間違いのない選択をしたほうが安心です。 

 

最寄りの提携ショップやガソリンスタンドを予約 

タイヤを購入したら、次に取り付け先を確保しましょう。ネット通販を利用する方の多くは、提携している整備工場やガソリンスタンド、カー用品店などへ配送してもらうケースが多いです。自宅配送を選ぶ場合は、交換用工具を揃えたうえでDIYするのか、ショップに持ち込むのかを決めておくと二度手間になりません。 

 

購入後の配送〜交換作業の流れ 

タイヤが届いたら、予約していたショップやガソリンスタンドに車を持ち込みましょう。実際の交換作業は30分から1時間程度で済むことが多いですが、店舗の混雑状況によっては待ち時間が発生します。費用のシミュレーションをしておくときには、交換工賃やバランス調整料、古タイヤの処分料などをすべて合計して予算内に収まるかどうか確認しておくと安心です。 

 

キャンペーン情報のチェック 

ネット通販でタイヤを購入する際は、割引クーポンやポイント還元などのキャンペーン情報を見逃さないようにしましょう。期間限定セールや季節ごとの特別企画など、タイミングによっては想像以上にお得な価格で手に入ることがあります。特にスタッドレスタイヤの需要が集中する前のオフシーズンは狙い目になることが多いです。 

 

また、保証制度や返品ポリシーの確認も忘れないようにしてください。商品に初期不良がある場合や、サイズ違いで交換したい場合など、いざというときにしっかり対応してもらえるかどうかは重要なポイントです。料金だけでなく、保証やサポート体制もしっかり比較したうえで購入先を決めると、ネット通販でも安心してタイヤを選べます。 

 

まとめ:タイヤ選びは年式やグレードに合うサイズの把握から始めよう 

ノートのタイヤを選ぶときは、まず年式やグレードに合うサイズを正しく把握し、あわせてメーカーごとの性能や価格帯を比較検討するのが基本です。

段の走行状況や季節、予算に応じてスタッドレスやオールシーズンなどを選び分け、実際に使っている人の口コミを参考にすると失敗を避けやすくなるでしょう。