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フォレスターのタイヤサイズは?年式・グレード別の適合サイズと交換方法を紹介!

タイヤコラム
2025.06.11

フォレスター-タイヤ-サイズ①

「フォレスターのタイヤを交換したいけど、正確なサイズがわからない」「年式やグレードによってタイヤサイズが違うって聞いたけど、自分の車には何が合うの?」このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 

スバル フォレスターは、走破性と快適性を兼ね備えた人気のSUVですが、年式やグレードによってタイヤサイズが異なります。タイヤ交換の際には、適切なサイズを選ぶことが重要です。 

 

この記事では、フォレスターのタイヤサイズを調べる方法から、年式・グレード別のタイヤサイズ一覧、おすすめのタイヤ、タイヤ交換の方法と費用まで、フォレスターオーナーが知っておくべきタイヤに関する情報を解説します。 

タイヤ交換を検討している方やフォレスターのタイヤについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 

 

フォレスターの年式・グレード別タイヤサイズ一覧 

フォレスター-タイヤ-サイズ②

フォレスターの年式・グレード別のタイヤサイズを、最新モデルから過去のモデルまで一覧でご紹介します。

タイヤ交換の際の参考にしてください。 

2025年(新型)フォレスターのタイヤサイズ 

2025年4月以降に販売されている最新型フォレスター(SL型)の標準タイヤサイズは以下の通りです。 

グレード  型式  タイヤサイズ 
2.5・4WD・PREMIUM S:HEV EX・CVT  5AA-SLG  235/50R19 
2.5・4WD・PREMIUM S:HEV・CVT  5AA-SLG  235/50R19 
2.5・4WD・X-BREAK S:HEV EX・CVT  5AA-SLG  225/55R18 
2.5・4WD・X-BREAK S:HEV・CVT  5AA-SLG  225/55R18 
1.8・4WD・SPORT EX・CVT  3BA-SL5  225/55R18 
1.8・4WD・SPORT・CVT  3BA-SL5  225/55R18 

最新型フォレスターでは、上位グレードのPREMIUM S:HEVシリーズに19インチタイヤ、X-BREAKシリーズとSPORTシリーズには18インチタイヤが標準装備されています。 

 

2018~2024年フォレスターのタイヤサイズ 

2018~2024年までのフォレスター(SK型)の標準タイヤサイズは以下の通りです。 

グレード  型式  タイヤサイズ 
2.0・4WD・アドバンス・CVT  5AA-SKE  225/55R18 
2.0・4WD・X‐ブレイク・CVT  5AA-SKE  225/60R17 
2.0・4WD・ツーリング・CVT  5AA-SKE  225/60R17 
1.8・4WD・STIスポーツ・CVT  4BA-SK5  225/55R18 
1.8・4WD・スポーツ・CVT  4BA-SK5  225/55R18 
2.5・4WD・プレミアム・CVT  5BA-SK9  225/55R18 

 

フォレスターのタイヤサイズを確認する3つの方法 

フォレスターの正確なタイヤサイズを知るには、主に3つの方法があります。

それぞれの特徴と確認方法を見ていきましょう。 

 

運転席側のドアを開けた適正空気圧ラベルで確認する 

フォレスターでは、運転席のドアを開けると、車体側(ドアの付け根部分)に適正空気圧を表示したステッカーがあります。このステッカーには、推奨タイヤサイズと適正空気圧が記載されています。 

ただし、このステッカーには2種類以上のタイヤサイズが記載されていることもあります。これは、グレードによって対応するタイヤサイズが異なるためです。自分の車がどのグレードに該当するか確認する必要があります。 

車検証情報からタイヤサイズを調べる 

車検証に記載されている「年式」と「型式」の情報を使って、適合するタイヤサイズを調べることもできます。より正確に調べるためには、グレードまで確認するとよいでしょう。 

スバルのウェブサイトや、タイヤメーカーのサイトで「車種・年式・型式」からタイヤサイズを検索できるサービスを利用すると便利です。車台番号からグレードを調べられるサービスもあるので、活用してみてください。 

 

タイヤ側面に記載の数字で確認する 

最も簡単かつ正確なのは、現在装着されているタイヤの側面に記載されているサイズを確認する方法です。タイヤの側面には「225/60R17」のような形式でサイズが表示されています。 

この表記は以下の意味を持っています。

  • ・225:タイヤの幅(mm) 
  • ・60:偏平率(%) 
  • ・R:ラジアルタイヤを示す 
  • ・17:リム径(インチ) 

 

この方法なら、今装着しているタイヤのサイズが正確にわかるため、同じサイズのタイヤを選ぶ際に迷うことがありません。 

 

フォレスターの純正タイヤとその特徴 

フォレスター-タイヤ-サイズ③

フォレスターには、主に「ブリヂストン」と「ファルケン」の純正タイヤが装着されています。

それぞれのタイヤの特徴を見ていきましょう。 

ブリヂストン DUELER H/P SPORTの特徴 

ブリヂストンの「DUELER H/P SPORT」は、高級SUVの走りを追求して開発された高性能タイヤです。一部のフォレスターに新車装着されており、高速走行時の安定性に優れ、ドライ・ウェット路面を問わない高いハンドリング性能を備えています。

オンロードでの性能を重視した設計が特徴で、静粛性と乗り心地も良く、高級SUVにふさわしい快適さを提供します。舗装路でのスポーティな走りを楽しみたい方におすすめのタイヤです。サイズは225/60R17 99Vと225/55R18 98Vの2種類が採用されています。 

 

ブリヂストン ECOPIA H/L422 plusの特徴 

ブリヂストンの「ECOPIA H/L422 plus」は、SUV向けのエコタイヤとして開発された製品です。転がり抵抗を抑えて燃費性能を高める設計が特徴で、普段の通勤や買い物といった日常使いに最適です。また、パターンノイズの低減による静粛性や路面の振動を吸収することで、快適な乗り心地も実現しています

さらにウェットグリップ性能にも優れており、雨の日でも安定した走行が可能です。サイズは225/60R17 99Hが採用されています。 

 

ファルケン ZIEX ZE001 A/Sの特徴 

ファルケンの「ZIEX ZE001 A/S」は、オールシーズンタイヤとして開発された高性能タイヤです。夏タイヤに匹敵するドライ路面でのグリップ性能に加え、低温環境でも安定した性能を発揮するなど、一年を通じて高い走行安定性を備えています。スポーティなハンドリングを可能にする操縦安定性に優れ、静かな走行を実現するパターン設計によって、快適な乗り心地も提供します。

 

また、転がり抵抗が低いため燃費向上にも貢献します。季節ごとのタイヤ交換が面倒な方や、年間を通して安定した性能を求める方におすすめのタイヤです。採用サイズは225/55R18 98Hです。 

※日本国内では、スノーフレークマーク(山のマークの中に雪のマーク)のないオールシーズンタイヤは、冬タイヤ規制区間ではサマータイヤと同様にタイヤチェーンの装着が必要です。 

 

フォレスターのタイヤ選びで注意すべきポイント 

フォレスターのタイヤを選ぶ際には、サイズだけでなく、ロードインデックスや空気圧など、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。 

 

ロードインデックスと空気圧の関係 

タイヤサイズ表記の末尾にある数字(例:「225/60R17 99V」の「99」)は、ロードインデックス(LI)と呼ばれる荷重指数です。

この数値はタイヤ1本あたりが支えられる最大重量を示しています。 

フォレスターに適合するタイヤのロードインデックスは、タイヤサイズによって異なります。 

 

【標準的なロードインデックスと空気圧の例】 

  • 225/60R17 99V:前輪230kPa、後輪220kPa(LI 99で前輪荷重755kg、後輪荷重735kg) 
  • 225/55R18 98V:前輪250kPa、後輪240kPa(LI 98で荷重約750kg) 

また、タイヤには「JATMA規格(STD規格)」と「ETRTO規格(XL規格またはRFD規格)」の2種類があります。国産車の純正タイヤはJATMA規格が一般的ですが、交換時にはXL規格を選ぶこともできます。 XL規格のタイヤ(例:225/60R17 103V XL)は、JATMA規格より高い空気圧で使用するように設計されており、より大きな荷重に耐えることができます。ただし、その分乗り心地が硬くなる傾向があります。 

 

適切なロードインデックスと空気圧を維持することは、タイヤの耐久性や安全性、そして燃費性能にも直結する重要な要素です。必ず車両に適合するロードインデックスを持つタイヤを選びましょう。 

 

タイヤサイズ変更時の注意点 

フォレスターのタイヤサイズを変更する場合は、いくつかの点に注意する必要があります。 

 

  1. 外径の一致:変更後のタイヤの外径(全体の直径)が、標準タイヤと大きく異なると、スピードメーターの精度やトランスミッションの変速点に影響します。通常は、外径が標準タイヤの±3%以内に収まるようなサイズを選ぶことが推奨されています。 
  1. ホイールの適合性:タイヤのリム径(インチサイズ)を変更する場合は、それに合うホイールも必要になります。また、ホイールの幅やオフセットも適切なものを選ぶ必要があります。 
  1. クリアランスの確保:特に大きいサイズのタイヤに変更する場合、フェンダーやサスペンションとの干渉がないか確認が必要です。干渉すると、タイヤやボディを傷つける可能性があります。 
  1. 車両性能への影響:タイヤサイズの変更は、ハンドリングや乗り心地、燃費などにも影響します。大口径・偏平率の低いタイヤは見た目は良くなりますが、乗り心地が硬くなり燃費が悪化する傾向があります。 
  1. 車検への影響:極端なサイズ変更は車検に通らない可能性があります。車検証に記載されているサイズから著しく逸脱しないようにしましょう。 

タイヤサイズを変更する際は、専門店やディーラーに相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。 

 

フォレスターのタイヤに関するよくある質問 

フォレスターのタイヤに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。 

 

フォレスターに17インチから18インチへのサイズ変更は可能? 

フォレスターでは、17インチから18インチへのサイズアップは、一定の条件下で可能です。たとえば、標準で17インチ(225/60R17)を装着しているグレードの場合、18インチ(225/55R18)へのサイズアップは、外径がほぼ同等のため技術的に可能です。

 

ただし、サイズアップすると、乗り心地が硬くなる、燃費が若干悪化する可能性があります。 

サイズアップを検討している場合は、専門店に相談し、車両への適合性や影響を確認することをおすすめします。 

フォレスターのスタッドレスタイヤはどう選べばいい? 

フォレスターに最適なスタッドレスタイヤを選ぶには、まず純正サイズを確認することが第一歩です。次に氷雪路でのグリップ力、乾いた路面での操縦安定性、静粛性という三要素のバランスを、走行環境に合わせて優先順位づけましょう。雪や凍結が多い地域では氷雪性能を重視し、都市部や高速道路を多用する場合はドライ性能と静粛性の高いバランスタイプがおすすめです。さらに使用頻度や予定使用年数を踏まえて予算を決め、口コミや試乗レポートも参考にすると安心して選べます。 

 

まとめ 

フォレスターのタイヤサイズは年式やグレードによって異なり、主に「225/60R17」と「225/55R18」が標準サイズとして採用されています。タイヤ選びでは、用途に合わせた製品選択と適切なサイズ・ロードインデックスの確認が重要です。定期的なタイヤ点検と適切な交換で、安全で快適なドライブを楽しみましょう。